マナヅルそろそろ終盤

ちょっとかすみがあるけれど、風は申し分なし。
荒崎の保護区の外では、あちこちで農家さんが働いていらっしゃって、どんどん景観が変わっていってる。
川沿いの農地の淵の竹林は切り開かれたり、今朝も田んぼを焼いてる場所があった。

9:19ごろ、ナベヅルが3羽飛んで一回りして荒崎戻。
偵察かな?

9:28ごろからマナヅルがどどどっと飛び上がって、北帰行始まりました。
荒崎の田んぼ上空で旋回し始め、高く高く上がって山越え。
時間もたっぷりかかりました。

そのあとはだんだんとナベヅルが混ざり始め、なかなか風がよくないのか?
江内側越~雨掛山鉄塔越~雨掛山裾などなどいたるところから山越え。
11時ごろほぼ山越え終了。

もう残りのマナヅルも少なくなってきました。
ケガしてたり、訳ありも多そう。

これは昨日のだけど、まだオオハクチョウいます。
サイズがね、もうね。距離感とか、目が狂う。

東干拓は、もう保護期間が2月末までなので、ねぐらの水もあまりない状態。
ソリハシセイタカシギは、もう見当たらなくなってる。
どこかに行ってしまったかなあ?

北帰行緊張するのは、アネハのせい。
朝一で見つけ出して、北帰行を見つつ、アネハヅルを監視。
見つけだせないときは、飛び出すツルを逃さずチェック。
ナベヅル飛んでいるのを見て首を伸ばしたりするので、いつ飛び出すのかとヒヤヒヤものです。
せめて見やすい場所にいてくれればいいけど、最近遠いのよね。

マナヅルそろそろ終盤” に対して3件のコメントがあります。

  1. う~ より:

    いつも情報発信ありがとうございます。
    今季は(も?)例年以上の前倒し北帰行に翻弄されてる、
    う~でございます。
    東干拓の件は一度教えて戴きたく思っておりました。
    借上農地復旧の作業スケジュールですが、
    例年の荒崎と同じ様なペースですか?荒崎の1ヶ月前倒しで
    15日頃から徐々に作業人が農地内に入っていくような。
    大体で結構ですのでお教え願えればと存じます。
    それではよろしくお願いします。

  2. halmo より:

    う~さん、こんにちは。
    東干拓は、2月月末まで工事入りません。人も入れません。
    月末まで完全に保護区ですが、3/1からすぐに工事が入るので、
    ねぐら自体は3/1から畔復旧工事がすぐにできるように、
    少し前倒しして水を抜きます。
    ただ水を入れないだけなので、排水は3日+くらいかかります。
    今年も例年と同じなのですが、月末に雨が降る予報があり、ちょっとだけ数日早めにしてあったことと、晴れ間も続いてますし、この時期珍しく南風が吹いて思いのほか水はけがよかったみたい。
    (ねぐら田んぼの排水口が北側)
    早々に抜けてしまったみたいです。

    どちらかというと、ニュースでもありましたが、環境省が東干拓の給餌を減らしてることが影響あったかもしれないですね。(荒崎の給餌は文科省管轄)

  3. う~ より:

    詳細な情報をお知らせいただき、ありがとうございました。
    このような情報は貴重でとても参考になります。

    餌の点はともかくも、東干拓を縄張りにしている鶴達は
    月末に目隠網外しが始まるまでは落ちついて居られそうですね。

    給餌減らしの影響は、特にナベの数字の動向を見るとそう感じますね。
    心配なのは、マナより集団性の高いナベが団体で渡っていった先の中継地に
    この時期に長期まかなえるだけの餌があるのかという事で、
    この点は熟慮した上での政策であることを願うばかりです。

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